オーハイ・カリフォルニア・リトリート/ハイキング
3日目の朝は、パワースポットと呼ばれている滝までハイキング。
ひとつだけ、ルールを作りました。
「ハイキングの途中、緊急以外は一言も話さないこと。」
不必要に誰かを気遣ったり(ソンタク?)、おしゃべりに夢中になって、Now and Here (今、ココ)に生きることを忘れてしまいがちな自分を、もう一度センターに持ってくるという時間です。
緑の青さ、光の強さ、空気の暖かさ、小鳥のさえずり、小川のせせらぎ、トレイルを踏みしめる足音、水が運ぶ湿った匂い、、、眠っていた五感が目覚め始めます。
そう!私たちは日常生活の中でいかに五感を眠らせたままで生きていることか。頭でっかちで、思考こそが王様!と言わんばかりに!!!
めまぐるしく頭の中をかけめぐる様々なことを置いておいて。
いらない感情は捨てて。
感覚を味わう。
汗ばむ暑さの中、滝が近づくにつれて気温がさがってくることを感じ、水のもつパワーの素晴らしさ、そして木々が作り出すシェイドのありがたさに気づきました。
私は、滝のそばの大きな石の上に寝転がってみました。石のひんやりとした冷たさが心地よく背中につたわり、空をただただ見上げ、考えない練習。
でも、すぐにいろいろなことを考えてしまうんですよね。次の行動のことや、時間のことや、ランチのことやあれこれ。そういった思考が訪れるたびに、「ありがとう、今はいらない」と押しのけていきます。五感の特訓ですね(笑)。
ふと周りを見渡すと、それぞれがみんな、滝のそばで静かに瞑想されていました。
参加者の声
Aさん
滝までのハイキング、神経を研ぎ澄まして風、音、匂い、…を体全体で感じていました。
滝に着いてからの瞑想も本当に良かったです。
Bさん
気持ちのよい滝でした。「自由でいてOK」とメッセージをもらって、
涙と一緒に何かを流しました。何を流したのかはまだ不明です(笑)
思いがけないテントウムシの大群もアニメみたいで面白かったです。
Cさん
ゆっくり自分と向き合える良い時間を過ごすことができました。
もう少し長くても良いくらいでした。