歯を治す前に、姿勢を学べ。

大渋滞で悪名高きロサンゼルスのフリーウェイ405を走るときは、「大竹まことのゴールデンラジオ」をポッドキャストで聞いています。これとFacebookがほぼほぼ私の日本の情報源(少なっ!)。

 

先日のトークで、パートナーの光浦靖子さんが「歯並びを治さないと、歯の噛み合わせも悪くなるし、顔が歪んでくる」って話をしてました。

思わず、車の中で「いやいやいやいや、、、その前にやらなきゃいけないことがあるでしょう」と叫んでしまいました。光浦さんのことを知らないので、想像だけですが、もしかしたら、体の使い方が悪いんじゃないかな。

 

以前、アレクサンダーテクニックの同僚教師で、子供歯科医のさやかさんが「姿勢を治せば、大概は歯の矯正もいらなくなる」と言っていたのを思い出したからです。

私のところにいらした生徒さんの例もここであげておきます。
「いくら歯を治しても歯痛がある」という方が、レッスンを受けにいらっしゃいました。写真を見て見てください。

 

普段の彼女は左側。あごをぎゅっと引いているのがわかりますか?これではいつも歯や顎に負担がきてしまいますね。

右側は、ワークの後に余計な力を抜いたら自然となった様子。見ただけでラクそうじゃないですか?

 

でも、ご本人は「[右側の時]は威張っているような、偉そうな印象を与える気がしてできない」とおっしゃっていました。

「全然、偉そうな感じはないですよ」と言っても納得されないので、写真に収めました。ご本人もびっくり。自分の中ではあごを突き上げて、偉そうにしている感覚だったのだそうです。

 

ね、人間の感覚はとてもあてにならないものなのです。アレクサンダーテクニックの中でもよく使われる言葉”Faulty sensory appreciation “はまさにこれです。

 

まっすぐ立っているつもりが、体を反らせていたり。。。と、自分の思い込みや、こう思われたくない(あるいは思われたい)という感情などが、間違った体の使い方へと導いてしまうことが多いのです。

 

今度のワークショップでは、頭、首、体の関係を探求しながら、歯や口との関係も加えてみようと思っています。きっと面白い発見がありますよ。

*光浦靖子さん、ぜひ一度ご連絡くださいませ!

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