男らしい味?女らしい味?

日本に2週間戻っていまして、その間、東京で夫が主宰する「南カリフォルニアワインを楽しむ会」(←ここをクリックしてね)に参加してきました。

ワイン好きが高じて、そして地元南カリフォルニアを応援したい気持ちから、定期的にワインセミナーを開催しているんですよねえ。仕事も現役なのに、これだけのことをやり続けるのは、本当にすごいことで、努力家の彼にしかできないことだなあ、と❤️

 

今回は、ブルゴーニュの代表的なぶどう品種、ピノ・ノワールと、ボルドーの代表選手、カベルネ・ソービニョンを飲み比べてみるという楽しい企画。

いつも、パワポの資料を作る時に、少しだけお手伝いするので、事前に内容を知っていたのですが、一つ、どうしても気になることがありまして。

 

フルーティで軽い赤のピノ・ノワールは女性的、
渋味がありワイルドな赤のカベルネ・ソービニョンは男性的。

 

という表現を見っけ。
(本番では、気を使ってちょっと違う表現にしてました。)

ん?

 

アメリカに長く住んでいると、そういう表現、気になりますよね。ジェンダーフリーの気運はここ数年高まり、女性的とか男性的という表現にはすごくセンシティブです。

優しくて繊細なのは女性。
強くて大胆なのは男性。

 

本当にそう?それってただの刷り込みじゃない?そうじゃない人たちもいっぱいいるよね?

 

女性的とか、男性的って言葉を使わなくても成り立たない?

 

あえて、ジェンダーを加えて表現する意味ってなに?

 

。。。とめっちゃ面倒くさい妻になっています(笑)。

 

最近は日本滞在の方がはるかに長い夫に、その感覚が肌でわからないのは仕方がないし、夫に悪気がないのは重々承知の助左衛門なんですが、だからこそ、言わないとわからないかな〜、と。

 

当たり前と思っていることを、ちょっと疑ってみる。

 

今まではそれで通っていたから、これからだってこれでいいというわけじゃない(これはセクハラやパワハラなどにも当てはまりますね。)

 

私の友人や身内にもLGBTQの人がいるし、実はアレクサンダーテクニックの世界や、ダンスや演劇の世界では、マイノリティがマイノリティでなく存在する素敵な世界ですから、私はLGBTQの人たちと話す機会はおそらく多い方だと思います。

 

その中で、こちらは全く差別をしているつもりはなくても、傷つけたりすることもあるんだなあと気づかされ、驚かされ、まだまだまだまだ学び中。

だからね、これは知らないことに対する非難じゃないの。

 

”知らないんだ”ってことを知ることが必要だよね、という軽い肩たたきみたいなものです。

 

これは、というか、これこそ、アレクサンダーテクニックの大切な部分でもあるのです。

 

今まで当たり前だと思ってやってきたことは、正しいわけではないかもしれない。

 

多くの場合、習慣や癖で、正しいと思い込んでいるだけ。

 

一度、白紙に戻って、正しいってなに?と自分に問いかける。見直す。

 

世間の正しいじゃなく、一般的な正しいじゃなく、自分にとっての正しいはなに?

 

そういうガイドをするのも、アレクサンダーテクニックの教師の仕事なのですよ。(あー、良かった。オチができました 笑)

“男らしい味?女らしい味?” への2件の返信

  1. 逸子さん 久しぶり 武経です。この論点はとても大事なことです。自分は若い時ハワイに学校を創りました。もちろん富士通の仕事です。学生の募集に当たって、願書に性別、顔写真を要求するのは駄目という、自分にとっては当たり前のことでしたが、許されるないことにビッグリし、でも単一民族の日本と違うことを直ちに学びました。顔写真でいろいろなことが分かり、最初から先入観が入ってしまうからですね。多民族国家で民主主義が行き渡っているアメリカならではと理解しました。今自分は女性社長の会社で働いてますし、自分が直接所属している部門は男性二人、女性五人です。何の違和感も感ぜずに仕事をしてます。因みに社長はハーバード出身です。

    1. 武経さん、コメントありがとうございます。

      「働き方改革」などと耳障りのいい言葉を出しておきながら、女性起用がたった一人だった今回の日本の内閣を見てもわかるように、特に力を持った男性たちは、柔軟に意識を変えていくことが難しいようですね。守りに入るからでしょうか。世界はどんどん先に進んでいっているのに、日本は置いてきぼりになりそうです。

      武経さんは、勲章までもらうほどのビジネス界の大物でありながら、全く偉ぶらず、若い人たちにも慕われ、今もなお現役で働かれているのは、武経さんの柔軟性だと思います。素敵です。

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