この仕事を始めてよかったな。

ひとりでも多くの方たちにアレクサンダー・テクニックの素晴らしさを知ってもらいたいと思い、7月8月は『はじめまして』無料レッスンを行ってきました。

「アレクサンダー・テクニックってなにか知りたくて」という理由で来てくださった方も多かったですが、中には「腰痛がひどくて」「歩くのも辛くて」「精神的にもパニックになりがち」と深刻な悩みを抱えて参加してくださった方もいらっしゃいました。

私自身がかなり大変な腰痛持ちだったこともあり、痛みに不安を抱いている人の気持ちはよくわかります。若い頃はなんとかごまかしてやってこれたものが、ある時「このまま一生痛みとともに生きていくのか」という不安がどっと押し寄せてきます。

なので、そういう方たちのお話を伺うと、他人事とは思えず、つい熱弁をふるってしまうんですよねえ。

「年齢のせいではなく、自分がやっている余計なことをやめれば、痛みからも解放されて、もっと自由に生きられる可能性があるんですよ!」

今週で5回目のレッスンを受講してくださったAさん。腰痛、歩行困難、めまい。。。とかなりの体調不良を訴えられていましたが、毎回、ご自身の気づきが増えていて「意識を持って動けるようになり、体調がかなり改善されたし、ゴルフまで調子がよくなった」と嬉しそうに報告される様子をみて、本当にこの仕事を始めてよかったな、と思いました。

アレクサンダー・テクニックを知ってすぐに教師になりたい、と思った理由が、まさにこれでした。私と同じように悩みや不安を抱えている人の助けになれる、と確信したからです。

ただ、アレクサンダー・テクニックは、プロセスをないがしろにする目標設定をよしとしませんから、すぐに結果がほしい人には向いていないかもしれません。

でも、ひとつひとつのプロセスにちゃんと向き合うことで、目標設定以上の結果までいつのまにか導かれてしまうことになります。そういった自分の力というか、もっと大きな力を信じることも大切なんですね。

 

 

猫背が少しずつ治ってきたと思う。

「自分の動きを観察してみて!」

これは、アレクサンダー・テクニックを学ぶようになってから、何度も言われた言葉です。 アレクサンダー・テクニックを知るまで、自分の体がどんな風に動いているかなんて、気にしたことはありませんでした。

観察してみると、立ち上がる時、座る時、座っている時、立っている時、それぞれに様々な癖があることが分かりました。生きてきた中で身についた癖です。座る時は、ひざをくっつけて座り、座っている時は、右に傾いている。アレクサンダー・テクニックでは、その癖を見つけ出し、本来体が自然に動くはずだった動きに直していきました。それは、頭で分かっていても、実際やるとなると、とても難しいのですが、体が自然の動きに従った時は、学び始めたばかりの私でも「あれ?いつもと何か違う」と気が付くのです。

小さい頃から、猫背が気になっていたので、アレクサンダー・テクニックを習い始めてからは、どんな時に猫背になり、どんな時にそうならないのかを、いつも観察していました。そして、猫背だと気が付いた時、無理に正そうとするのではなく、自然に背筋をまっすぐ伸ばせるようになりました。

アレクサンダー・テクニックは、自分の体の中から自分を観察し、体を自然な状態に持って行くテクニックです。誰もが、自分の未来の為に知っておいた方が良いものだと思いました。

 

ライター 芦刈いづみ

首や腰の疲れや痛みが少なくなってきました。

私は写真家です。撮影では長時間立ちっぱなしのことが多く、首や腰に時々疲れや痛みを感じていました。そんな時に、このアレクサンダーテクニックを知りました。

自分の普段気がつかない癖や習慣から体に問題が起こり、また逆に、その悪い習慣を修正することで問題が解決するというお話を聞いて、レッスンを受け始めることにしました。

レッスンを受け始めてすぐに自分の体の問題点を見つけました。私は膝を突っ張ってロックする癖があり、それが腰に負担をかけていました。また頭も上を向いていることが多く、それが首に負担をかけていたのです。

レッスンの中で、体のどの部分にも力が入っていない、ニュートラルで楽な姿勢を学び、これまで普通だと思っていた姿勢が如何に体に負担をかけていたかを知ることができました。

最近では、日常でも頭の位置と膝の位置に注意して生活するようになりました。すると以前に比べて、明らかに腰の疲れ、首の疲れが軽減されていることに気が付きました。

自分の体の癖を知り、それを修正するアレクサンダ-・テクニックは、マッサージなどでは解決できない体の問題を必ず解決してくれると確信しています。

写真家 飯富崇生

パフォーマンスが輝いてきた。

私は人前でのパフォーマンスを仕事にしていますが、本番でここぞという時に力が入りすぎてしまい、失敗こそしないまでも、自分がイメージしていた形にならず、悔しい経験をしてきました。心身をコントロールし、パフォーマンスを100%輝かせたいという動機で入門しました。

レッスンを始めた当初は、自分が何を学んでいるのか全く理解ができず、果たしてこれで、自分に変化が訪れる日が、本当に来るものか、疑問もありました。

しかし、焦らずレッスンを続けていくうちに、自分の体の状態を俯瞰できるようになり、それが脱力へとつながり、特に楽器の演奏に関しては、音色の豊かさ、リズムの安定へとつながりました。

アレクサンダー・テクニックのレッスンはコツコツと地道なものですが、結果を急がず、しっかりと継続できれば、仕事に限らず、日常における様々な活動が好転するものと信じます。

関 博紀(アナウンサー、ミュージシャン)