可能性はここにある ~ Possibility is Available ~

先日ポッドキャスト番組「ハッピー探訪 MAYA GAJA 」でインタビューしていただきました。ありがたいです🙏

自分であまり何を話したか覚えていないのだけれど、インタビュアの朋子さんが、上手にまとめてくれていました。

「秘訣は、できないと思っていないこと」と。

 

このインタビューを日本にいる母に送ったところ、私のことを「できると信じていつも前向きに歩んできたのね」と過大評価して喜んでくれた。

 

ただ、私が意味する「できないと思っていない」とはビミョーに別のベクトルを向いている。ここは大事なので、書いておこうと思った。

 

私は「できる!」と思って自分を奮い立たせて、困難に立ち向かって頑張っているわけではないの。

 

例えば、赤ちゃんは「自分は歩ける!」と思って前を向いて歯を食いしばって、練習して歩けるようになっているわけじゃないじゃないですか。

 

もともと歩けないという前提がない。

 

いい匂いの方に顔を動かし、面白い音の方に体を動かし、触ってみたい、もっとよく見てみたいものに向かって進む。そのうち、視界がどんどん広がって、興味の対象がいっぱいになって、立ち上がりたくなって、そして歩く。

 

そう言うプロセスがあって、私たちは何かが”できる”ようになっているわけで、”歩くこと”は赤ちゃんの目標でもなんでもない。

 

そりゃあ、歩いている途中で転んだりすることはあるかもしれないけれど、そのままそこで寝ているわけにはいかない。だから、いずれ起き上がる。生きていく上で、ずっとそこで転びっぱなしでいられないやむを得ない理由があって(お腹が空くとか?飽きたとか?寒いとか?)、ただ立ち上がってまた歩く。それを前向きと呼ぶかどうか。

 

私は、人生はそう言うシンプルな営みの連続であっていいと思っています。

 

 

私たちは、競争社会の中で勝ち組になることがいいことのように教育されてきたけれど、本当はそんなことどっちでもいい。

 

 

目の前にある夢中になれることに夢中になっていたら、”できる”ようになるかもしれないし、ならないまま、人生は思いがけず違う方向を指し示してくれるかもしれない。

 

それで良い。それを楽しめば良い。と思っています。

 

 

このあいだのアレクサンダーテクニックの世界会議で、あるスーパースターの先生(もちろん彼はそんなこと思ってない)が、こんなことを言っていました。

 

Possibility is Available 可能性はここにある

 

 

そうそう、そうなんだ。そのことを、私たちは本当はみんな人類のタネとして知っている。教育や社会の常識や規制の中で、ただ忘れてしまっているだけ。

 

 

よろしければ、インタビュー前半をお聞きください。

 

*可愛い写真は、友人のベイビーちゃん、スカイくん。

 

 

017 「オレンジカウンティ」アレクサンダーテクニック教師のマスダ 逸子さん:秘訣は、できないと思っていないこと(前編)